生活習慣や職業なども腰痛やヘルニアを起こす問題の原因として大きく関係しています。
これは背骨のクッションの役割を果たしている椎間板にかかるストレスが、体の態勢によって大きく異なるためです。
研究によると、横になって寝ている状態の時に椎間板にかかる圧力を1とすると、座っている時には5〜6倍、立っている時には4倍、中腰で物を持ち上げようとすると8〜9倍の圧力がかかります。
そのため、事務系や運転手など仕事で長時間座っている人には、腰の椎間板がはみ出すヘルニアになりやすい傾向があります。ヘルニアなどの問題はでなくても、このような人は腰に負担がかかる物理的な環境があるので、腰痛になりやすいことが知られているのです。
また、看護師や介護士、工場などの現場仕事や、運搬・配達などの重いものを持つ作業や中腰姿勢での作業が必要な人も負担が重なり腰痛やヘルニアになりやすいのです。
スポーツ選手やダンサーなど体をよく動かす場合も腰の問題が出る場合があります。こうした方たちは若い頃から激しい練習をしているので、思春期に疲労骨折や腰椎分離症などを起こす場合があり、それが治らないまま痛みに耐えながら練習を続けることがあります。
また野球、ゴルフなどは体に強いひねりを伴うスポーツなので、椎間板ヘルニアや腰痛が発症することは物理的にも起こりやすいのです。
・生活習慣や職業なども腰痛やヘルニアを起こす問題の原因として大きく関係している。
・事務系や運転手など仕事で長時間座っている人は腰痛やヘルニアになりやすい傾向がある。
・中腰姿勢での作業が必要な人も負担が重なり腰痛やヘルニアになりやすい。
・スポーツ選手やダンサーなど激しく体をよく動かす職業も故障などによって腰痛などは起こり得る。
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